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2011 · 02 · 17 (Thu) 15:04

●『戯れの恋におちて』キャンディス・ハーン

●『戯れの恋におちて』キャンディス・ハーン(二見文庫)
 1813年ロンドン。〈未亡人救済基金〉の理事であるマリアンは、友人から聞かされた情事話に感化され、愛人を作ろうと思い立つ。亡夫とは幸せな結婚生活を送っていたが、どうも一つだけ欠けたものがあったようなのだ。マリアンは、さっそく亡夫の親友──そして今は自分の親友でもある隣人アダムに、愛人候補者について助言を求める。("In The Thrill Of The Night" by Candice Hern,2006)
・〈陽気な未亡人〉シリーズ第1作

 読んでいるうちに、何だか頭の中で別のものに変換されていく……。幼なじみとか同級生とか同僚とかの腐れ縁カップルが「今のこの心地よい関係を壊したくない」みたいな意気地のない足踏みに振り回される話に。
 けど、こういう話は嫌いなわけじゃない。むしろ好きなんだけど、ちょっとズレると大嫌いにもなっちゃうんだよねえ。どうなると嫌いかっていうと、二人が自分の気持ちを頑なに認めようとしない状況をしつこくひっぱったり、不自然であったり、作者の意図が見え見えだったりすると。
 この作品ではそう思ってしまった。ヒロインが再婚しないで愛人を欲しがる気持ちが不自然というか、よくわからなかったよ。いや、書いてあることはわかるけど、それだけって感じで……。
 ヒーローも、ヒロインの愛人作りを邪魔したりするのですが、そのやり方のガキっぽさに苦笑。高校生じゃないんだからさ(^^;)。傍から見ている友だちには丸わかり。ズバリと言われても気づかないって、それは鈍感と違う。
「お前、バカだろ?」
 と言われてもどこがバカだかわからないというバカになっています。
 多分、展開が全然切なくないところが萌えない最大の理由だと思うんだけどね。なんかこう、何年も揉めてていつも同じことのくり返しのバカップル話みたいなうんざり感がそこはかとなく漂う……。
「あの二人、やっとくっついたの? あ、そう(-ω-;)」
 こんな程度の雰囲気の(´д`;)。
(★★)
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最終更新日 : -0001-11-30

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