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2011 · 02 · 26 (Sat) 16:09

□『キングダム/見えざる敵』

『キングダム/見えざる敵』“The Kingdom”2007(Blu-ray)
 サウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で自爆テロが発生した。犠牲者のFBI捜査官の同僚であるフルーリー捜査官は、現地での捜査を志願するが、国務省とサウジ政府から拒否されてしまう。フルーリーはあるルートを利用して大使と交渉し、専門の捜査官3人とともにサウジへ入国する。(監督:クリス・バーグ 出演:ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー、ジェイソン・ベイトマン、アシュラフ・バルフム、アリ・スリマン他)

 私は中東情勢にはまったく疎い。疎いけど、この時期にこの映画のオープニングを見ていたら──何だか寒気がしました。アメリカとサウジの歴史をサクッとお勉強できるのですよね……。
 情勢が激変している今、あるいは未来に、こういう映画はどういう評価を受けるのか、別の意味で興味深い。
 映画としては全体的に緊張感があり、アクションも派手で面白かったのですが、中東を映画で描いているのを見ると、何となく座りの悪さを感じる。エンタテインメントと思いながらも、これが日常生活だという人もいるわけだから。
 お話の突っ込みどころとかを考えていると、背景なんかも気になってきちゃうんだよね。少なくとも、歴史と領土と宗教と石油と外交のことを知らなくちゃいけないのではないか、とか思ってしまったら、まともに映画として見られないです……orz
 だからまあ、その点は置いておいて、あくまでもエンタメ映画としての評価です。

 ロマ本読みとしての注目点は、サウジが舞台なので、シークがいっぱい出てきたこと。
 それを見て思ったのは、やっぱりハーレのシークって違和感がある。慣習からの考え方というか生き方を、「性格」の一環としてとらえるのは無茶じゃないすかね……(^^;)。
(★★★☆)
[Tag] * ★★★☆

最終更新日 : -0001-11-30

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