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2011 · 03 · 01 (Tue) 07:54

◆『暗がりで愛して』トリッシュ・モーリ

◆『暗がりで愛して』トリッシュ・モーリ(ハーレクイン)
 ジェイドは、アメリカの高名な美容整形外科医グレースのクリニックで働いている。生まれながらの痣をグレースに除去してもらってから、ジェイドは医師を目指し、自分と同じように悩む子供たちのための財団をグレースとともに設立した。その祝賀パーティーで、彼女は謎めいた男性ルーカスと出会う。("For Revenge…Or Pleasure?" by Trish Morey,2005)

 ヒーローは、美容整形にハマってしまった妹を救い出すため、ヒロインに近づきます。ただハマるだけならいいんだけど、クリニックの院長グレースはどうも医療事故などを揉み消したり、金づるの患者に必要のない手術をしたりしていて、ヒーローの亡き婚約者もその犠牲になっているらしい。
 そう聞かされても、絶望していた自分に希望を与えてくれた人をおいそれと疑えるわけはなく、ヒロインはかばうんだけど──正しかったのはヒーローの方。
 ロマサスのネタを短くサッとまとめた、という感じのお話です。もうちょっと長く読みたいとも思うけど、あまりしつこく伸ばすと読むのがしんどそうだ。
 子供の頃から誰にも気にかけてもらえず、たった一人信じていた人に裏切られたヒロインがかわいそう。あまりにも世間知らずと言えるのかもしれないけど、だまされるほどにも人との交流がなかったのかも、と思うと悲しい。
 ロマンスというより、そういうドラマ性の方がメインだったかなあ。いや、これはこれで面白かったんですけどね。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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