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2011 · 03 · 07 (Mon) 14:53

◆『逃げだした愛人』ジュリア・ジェイムズ

◆『逃げだした愛人』ジュリア・ジェイムズ(ハーレクイン)
 たった一人の肉親だった姉を失ったアンは、残された甥を育てていたが、父親で姉と一緒に亡くなったアンドレアスの兄、ギリシア人大富豪ニコスが百万ポンドで甥を引き取りたいとやってくる。泣く泣く甥を手放したアンのことを、ニコスは「金で子供を売った」と侮蔑していた。4年後に再会した時も同じ気持ちだったが……。("The Greek's Million-Dollar Baby Bargain" by Julia James,2009)

 確定申告がようやく終わりました……orz この時期は精神状態がよろしくないですね。ロマンスを読んでも、気持ちがいまいち潤わなかったわ(ノ∀`)。

 ヒーロー、かなり自己中心的なお坊ちゃんです。
 ヒロインの事情は何も知らぬまま(調べるとかいう発想もない)、勝手な思い込みで軽蔑しまくり。好きになっちゃったことにもイライラして、「愛人にして気が向いた時に楽しもう」とか何様発言てんこもりです(´∀`;)。
 とはいえ、ヒロインも自分のことは何も言わないんだよね……。「どうせ信じないから」(何も訊かれないことが悲しい、とか)という気持ちもわかるけど、手の内を隠しているようにも見える。いや、これは作者の策が見え隠れということかな。
 こんなに言わないのなら、「あとでギャフンと言わせてやるために黙ってる」とかの方が胸がすくと思いますが、ヒロインにそこまでの潔さはなし。
 ヒロインの事情をギリギリまでひっぱって明かしたので、ヒーローの反省の時間が短い! 短すぎる! ページも短いが、経過時間も数分って単位じゃないか。数分! たった数分の反省では私の気が収まらないんですけど……(´д`;)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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