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2011 · 03 · 10 (Thu) 07:16

◆『つれない花婿』ナタリー・リバース

◆『つれない花婿』ナタリー・リバース(ハーレクイン)
 リリーはイタリア人大富豪ヴィートと暮らして五ヶ月になる。彼とは結婚を前提にはつきあっていないが、思いがけず妊娠してしまう。子供も欲しがっていない彼だったが、もしかして──。だがリリーの望みは、妊娠を告げた時に砕け散った。ヴィートは彼女が自分を裏切ったとなぜか確信していたのだ。("The Salvatore Marriage Deal" by Natalie Rivers,2008)

 ヒーローにはヒロインが自分を裏切って、別の男の子供を身ごもったと思う根拠があるのです。それは、自分が子供を作れないから。前妻と不妊治療を受けている時に発覚したとのこと。
 それでも親代わりに育ててくれた祖父孝行のため、一度追い出したヒロインを連れ戻して結婚します。祖父が死んだら、離婚して母子ともに路頭に迷わせてやる、とひそかに思いながら。
 が! 真相が判明した瞬間、私、

「何それ!? バッカじゃないの(゚Д゚)!?」

 ──多分ヒロインも同じように思ったはず(´д`;)。あきれるというか信じらんないというか……まあ、ひとことで言えば「マヌケ」ということです(´-ω-`)。もちろん、ヒーローがですよ。
 とにかく、前妻にすっげーナメられてたんだな、というのはよくわかります。彼の思考や行動パターンに賭けて、勝ったんだから。ていうか、わかりやすすぎるだろ! 何て単純な! プライドが無駄に高くなくて、もう少し冷静な人だったら、普通というか絶対に勝てない賭けなのに。
 まあ、気持ちはわかる。わかるけど──具合が悪いって言うから「病院行けば?」って言うと、「行って病気だってわかるのがイヤ」とかわけのわからないこと言われるムカつきにも似た気分が残りました(´∀`;)。妊娠しているのに振り回されたヒロインはいい迷惑。
 自分が病気になることすら許せない男性っているよね……。病気をそんなに怖がっていると、治るものも治らないんじゃない? って言いたくなるけど。
 おっと、肝心なことを書かないでいるとズレた話のように見えますね(^^;)。
 実はこれと似たような日本の恋愛小説を読んだことがあります。この作品の日本での出版は2010年なので、それより前に。Web小説だったんですが、これよりもずっと面白くて、とてもよくできていた。大好きな小説だったんだけど、サイトを閉鎖されて今は読めないのが残念。
 作者さん、ここにもいらしてくれていたのですが、今はどうだろう……? お元気かしら。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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