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2011 · 03 · 19 (Sat) 19:24

◆『憎しみのかなたに』ヘレン・ビアンチン

◆『憎しみのかなたに』ヘレン・ビアンチン(ハーレクイン)
 モデルのリーサは、兄の話を聞いて愕然とした。会ったばかりの男性と、会社のために結婚しろですって? 合併の条件として、その男性──リック・アンドレアスが要求してきたという。彼とは一緒にいても居心地が悪いだけだ。そんな人と暮らせるわけがない。だが、リーサには選択肢がなかった。("Savage Pagan" by Helen Bianchin,1984)

 ヒロイン、かなりツンツンしています。というより、だいぶ抵抗している。むりやり売られて手籠めにされたような雰囲気が漂う(あくまで雰囲気ですよ)。ボーイフレンドとヒーローが鉢合わせして、BFがヒロインを責める修羅場は、ほとんど『金色夜叉』の世界。しかも、売った兄貴は「イケメンだし、金持ちだし、絶対にお得だよ!」とほぼ罪悪感なし。いや、確かにお得な物件ですけども(´ω`;)。
 ちょっと古い作品なのですが、メロドラマはどこも同じということか……。ハッピーエンドのロマンスじゃなきゃこんな不幸なことないと思うけどね。少なくともケンカばっかりしている日常なんて、私はいやだ……orz
 例によってヒーロー視点があまりないのですが、あってもあまり萌えなかったかもしれない。いや、初対面(ヒロインのショーをこっそり見に行く)でひと目惚れということなのかもしれないけど、それもはっきりしない。とにかく、反抗的なヒロインと一緒に暮らし始めて、好きになったとだけしかわからない。
「最初は二人とも特別には思ってなかったけど、ケンカしながら一緒に暮らしていたら、いつの間にかうまくいきました」って──ロ、ロマンスなんでしょうか、これは(´д`;)。何だかとっても現実的。ケンカばかりの毎日もそのうち落ち着いて、何となく慣れて情が湧く、みたいな……。
 ううむ、やはりロマンスに萌えたい私です(´-ω-`)。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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