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2011 · 03 · 25 (Fri) 07:17

◆『秘密の妻』リン・グレアム

◆『秘密の妻』リン・グレアム(ハーレクイン)
 4ヶ月前に初めて実の父親と会ったロージィ。今までのことを埋め合わせるように一緒に暮らし始めたが、彼は突然亡くなってしまう。悲しみに暮れる彼女の前に、父の養子コンスタンティンが現れる。父は遺産すべてを彼に残すかわりに、ロージィとの結婚を条件にしたのだ。だが彼は、彼女のことを父の愛人だと思っていた。("The Secret Wife" by Lynne Graham,1997)

『大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション』の一編。
 DSのリン・グレアムは2作ともよかった。あれ? もしかしてマイルドだったのかしら?(´∀`;)
 ヒロイン、なかなか自分の正体を言えないのですが、意を決して言ってもヒーローは全然信じないので、どっちにしろ無駄です。どうしてこういうヒーローは、聞いてないことを棚に上げて、
「言ってくれたらよかったのに」
 とかシレッと言うのかね?(-ω-;) そして、辛辣で口の達者なヒロインを黙らせるのにキスを使う。それにつられてしまうヒロイン──orz
 でも、彼女がヴァージンとわかって、自分が間違っていたことをヒーローは知るわけですが、その時のあわてぶりが何だかおかしかった。
 終わってすぐにバスルームへ逃げ込み(ヘ、ヘタレ過ぎ)、そのあと。ヒロインはベッドに横たわったままです。

 コンスタンティンがバスルームから出てきて、部屋中の家具をがたがた言わせている。

 ……何やってんだ? と私もヒロインも思う。家具に八つ当たり?

 ロージィはとうとう顔を上げて見た。彼は全身を火花が散るほどこわばらせて、ジーンズをはいているところだった。

 履いてるだけかよっ!Σ(゚Д゚;)
 片足をジーンズに突っ込み、部屋中の家具にぶつかりながら、おたおたしているところしか浮かばず、おかしくて仕方なかったんですが。「火花が散るほど」身体をこわばらせるというのもよくわからん。
 しかし、それに対するヒロインの反応も変だ。

 頭とは正反対に、彼女はつい見とれてしまった。

 頭では「おかしい」と思ってるってことだよね? こんなかっこ悪いところ見て「見とれる」って──どんだけバカップルなんでしょうか(´д`;)。
 周囲もそう思っているらしい描写があり。このバカップルぶりが面白かったので、ちょっと評価は甘めです。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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