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2009 · 01 · 27 (Tue) 15:45

◆『聖夜に誓いを』ペニー・ジョーダン

◆『聖夜に誓いを』ペニー・ジョーダン(ハーレクイン)
 ジャスミンとカイドは出会った瞬間に激しい恋に落ちたが、自分の仕事に誇りを持っているジャスミンは、女性は家に入るべきと固く信じているカイドと泣く泣く別れる。だが数ヶ月後、彼女の職場に彼が現れて──。("Christmas Eve Wedding" by Penny Jordan,2002)

 ヒロインにメロメロなくせに、なかなか信念を曲げられないヒーローにイライラしつつ、切なく泣かされました。
 けど、普遍的な題材なだけに、この短さでは惜しい気がする。ヒーローが子供の頃、父親に植え付けられた母親への反感(ひどい親父だ(`ε´))や、アホな上司とヒロインの攻防(それを見てハラハラするヒーロー)など、ふくらませると楽しそうなエピソードがけっこうあります。
 それに、あらすじだけでは単純に専業主婦を否定しているように見えてしまいますが、本当は、

「どうやったら夫やほかの人間を思いどおりに動かせるだろうかということだけを考えてほとんどの時間を過ごしているのに、自分ではひたすら人に献身していると信じている女」

 が困る、というお話です。こんな人は、主婦じゃなくたってこういう生活をしそうだけどね。
 軽く読めて楽しかったけど、そこら辺がっつりと描いてもよかったんじゃないか、と思いました。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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