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2011 · 05 · 02 (Mon) 21:16

●『追憶のフィナーレ』キャンディス・キャンブ

●『追憶のフィナーレ』キャンディス・キャンブ(MIRA文庫)
 嫁いだ妹の屋敷へ向かうニコラの馬車を、追いはぎが襲った。黒覆面姿で上流階級の話し方、奪ったものを村人に分け与えるという“紳士”だ。彼はニコラから金品を取り上げたのち、「あなたから頂きたいものがもう一つある」と言って、キスを奪った。("No Other Love" by Candace Camp,2001)
・〈運命のモントフォード家〉シリーズ第3作

 次女の話『黒い瞳のエトランゼ』、長女の話『盗まれたエピローグ』に続くモントフォード家三部作の最終話、長男の話です。
 けっこう間が空いてしまいました。細かいところはだいぶ忘れていますが、だいたい読んでいくうちに思い出してきた。というより、全体を通して爵位を不当に奪った現エクスムア伯爵(ヒロイン妹の夫)の悪事を暴く、という骨がありますので、そこら辺だけ憶えていれば問題ないのではないかと。
 とはいえ、そこがわかっているだけにかえってじれったかったなあ(´∀`;)。ヒーローヒロインの十年ぶりの再会や、誤解とすれ違いによる切なさはなかなかよかったんですが、肝心なところに行きそうで行き着かない感じがねえ。
 ヒーローのメロメロ度もツボだったけど、頑固なところが気になりました。信じる信じないを二人の障害にすると、落としどころが好みとズレる場合があるんで、その点ハラハラしました(割と大丈夫なところだったけど)。
 展開はかなりお約束で、最終話だとするとちょっと盛り上がりに欠けるかな……(´・ω・`)。でも、読んでいる時は楽しめたんだけどねー。最初の方の面白さが最後まで持続すればなあ。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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