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2011 · 05 · 19 (Thu) 13:51

◆『春の嵐』シャーロット・ラム

◆『春の嵐』シャーロット・ラム(ハーレクイン文庫)
 音楽制作会社の社長アレックスの専任秘書になって四年。デボラは彼の派手な女性関係を冷ややかに見つめつつ、仕事を忠実にこなしてきた。暖かな家庭に憧れているデボラが、ボーイフレンドの家族と会う約束をしている週末、アレックスが突然出張を入れてきた。断っても彼は強固に同行を求める。彼女は仕方なく彼とニースへ飛んだ。("Duel Of Desire" by Charlotte Lamb,1978)

 再読です。あらすじを読んでも「よく憶えてないなあ」と思ったので。読み進めていくうちに思い出しましたけど。
 金曜日の夜には戻ってこられるので、BFの実家訪問に支障はないと言われて出張に行くのですが、それはヒーローの、どうにかしてヒロインをBF実家へ行かせないための策略。ニースの郊外に住んでいる自分の母親が電話に出ないから、と一緒に様子を見に行って洪水に巻き込まれ、水が引くまでイギリスへ帰れないという事態になるのですが、それも計算づく。
 そこまで必死に策を練っているのに、彼女への愛の自覚がギリギリになるまで出てこないってどういうことだろうか>ヒーロー(´д`;) 自分で変だとかひどいとか思っていたくせに、どうしてわからないのかしら。
 私は自覚した上で腹黒いことをするヒーローが好きなので、つい「惜しい」と思ってしまったよ。それから、ラストのヒーローの告白は──ジェシカ・スティールを読んでいるのかと。
 ヒロインがクールな美人なのに、素がかわいらしくてよかったんですが、全体的には無難なできだったかなあ。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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