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2009 · 02 · 03 (Tue) 22:22

▲『最後の架け橋』アイリス・ジョハンセン

▲『最後の架け橋』アイリス・ジョハンセン(二見文庫)
 数ヶ月前に夫を事故で失ったエリザベスは、臨月を迎えたある日、亡夫のいとこだというジョンから、彼女が合衆国政府から狙われている、と告げられる。直後に政府の人間から警告を受け、彼女はジョンとともに山荘に身を隠す。

 うーん……微妙。ヒロインと亡夫とヒーローとの関係が超微妙だ。
 いや、ヒロインとヒーローはまあいいのです。一番の問題は、亡夫が何を思ってヒロインと結婚して子供を作ったのかがわからないところだと思う。彼とそういう関係になるということは、彼女とその子供を危険に巻き込むことになるのに何も知らせないってのは──最後まで自分が守るつもりだったのなら、まだわかるんだけど……ヒロインが利用されてっていう方がまだ矛盾がないんだけどなあ。これでは、彼の単なるわがままみたいに読めちゃう。その消化不良具合が全体的に影響してて、どうも納得いかないような、葛藤が描ききれていないような──そういうふうになってる。
 あと、一応パラノーマルものなんですが、中途半端だったな……。果たして必要だったんだろうか。
 うー、ジョハンセン好きなだけに残念な作品でした。
(★★)
[Tag] * パラノーマル * 二見文庫 * ★★

最終更新日 : -0001-11-30

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