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2011 · 06 · 10 (Fri) 08:46

◆『もう一度結婚』シャーロット・ラム

◆『もう一度結婚』シャーロット・ラム(ハーレクイン文庫)
 その日は、フランチェスカとオリバーの10年目の結婚記念日だった。おいしい料理を用意し、テーブルを整え、着飾って夫を待っていたのに、彼はいつものように仕事を理由に帰って来なかった。しかも、それを伝えたのは美しい秘書の女性。もうこんな生活はいや! フランチェスカは荷物をまとめて、贅沢だがひとりぼっちの家を出ていった。("Runaway Wife" by Charlotte Lamb,1989)

 再読です。これもあらすじ読んでピンと来なかったから。(読んでると思い出すものなんだなあ)
 原題もお話もド直球です。キレた妻の家出話。ひとりぼっちの家といっても、子供はいます。けど、ヒーローが寄宿舎に入れてしまったのね……。8歳で寄宿舎とは、ちょっと早すぎないか、と思うけど、あちらでは割と聞く話だよね……。
 秘書との浮気を疑うヒロインだけど、彼女もヒーローの共同経営者兼友人の秘書になっちゃったりして、煽りまくり。巻き込まれた友人がとてもいい人だっただけに、ちょっとかわいそうだったな(´д`;)。
 ヒーローが家に寄りつかなくなったことがすれ違いの原因なんだけど、それは実は、自信たっぷりに見えて本当はプライドが高いだけのヘタレ男なりの事情があった。
 ひとことで言えば「息子に妻を取られてスネちゃった」ということです。二人目の子供をヒロインが欲しがったんだけどできなくて、というのも影響。欧米型ヘタレ男はたいていただただ腹が立つばかりなんだけど、この人はなかなかナーバスな人で、ちょっと気の毒に思えた。そうだとしても8年スネなくても、と思うよ(´ω`;)。
 できたら、この理由を最後に持ってきてほしかった、というのが私のわがままです。盛り上がりにちと欠けそうだし、情けない終わり方は避けたかったのかもしれないけど、こっちのタネあかしの方がやっぱり萌えるなあ。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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