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2009 · 02 · 05 (Thu) 14:01

◆『愛の選択』ペニー・ジョーダン

◆『愛の選択』ペニー・ジョーダン(MIRA文庫)
 スペインの修道院で暮らすホープは、18歳だというのに外の世界のことをほとんど知らずに育った。父の友人だというフランス人伯爵アレクセイによって修道院から連れ出されたが、彼の目的はホープの父への復讐だった。

 前半は、ヒーローのツンデレぶりに涙が出るほど萌えました。ヒロインがヒーローの元から飛び出すまで──つまり半分までは、ほんとに面白かった。
 しかし、後半は失速……orz 二人のプライドを賭けた意地の張り合いはハーレのテンプレを読んでいるようだったし、仲を取り持つ友人カップルの話が長い! それでももうちょっとラストが盛り上がればよかったんだけど、余計なものにこれだけページ数割いといて、このあっさりしたまとめはねーだろって感じです。
 この強烈なプライドというか、自意識って、日本人からするとうらやましくもあり、うっとおしくもあり──日本人、自信ないからなあ。けど、ベクトルがさかさでも、意地は張るもんね。どちらにしろ、傷つきたくないってことなんだろうけど、そんなに苦しむのなら、ぶちまけて苦しむ方をなぜ選ばないのか、とつい思ってしまうよ。しないでする後悔より、やってする後悔の方がいいに決まってるじゃん。
 それじゃ話が終わっちゃう(^^;)ってことなんだろうけど、そこをこうどうにかするのがさあ──っていうか、してほしいなあ、と思うよなあ。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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