Top Page › 読書の感想 › シャーロット・ラム › ◆『嫉妬』シャーロット・ラム

2011 · 07 · 06 (Wed) 14:48

◆『嫉妬』シャーロット・ラム

◆『嫉妬』シャーロット・ラム(ハーレクイン文庫)
 病気の母の世話をしているローラは、幼なじみの医師トムが働いている荒れた地区の見学をしている時、見知らぬハンサムな男性にキスされてしまう。トムを愛しているローラだったが、その男性には思いもよらぬ情熱を覚えてしまう。しかも二度と会わない人だと思っていたのに、彼は父が働く会社の新社長ランドールだった。("Disturbing Stranger" by Charlotte Lamb, 1978)

 今月のハーレクイン文庫の新刊です。前から読みたくて探していました。
 クールな印象のシャーロット・ラムにしては熱いお話でした。エアコンのついていない部屋で読んでいたら「暑苦しい(´д`;)」と思うくらい。ほんとにエアコンつけてから読み直しましたよ……(節電にならないorz)。
 嫉妬深い俺様お坊ちゃんヒーローの暴走です。傲慢というより、俺様。36歳で20歳の女の子に惚れ込んでしまい、ストーカーさながらの独占欲で脅迫同然(父親の使い込みのせいだけどな)のプロポーズをむりやり承諾させる。シャーロット・ラムのお子ちゃまヒーローってたまに出てくるけど、なんか……妙にリアルな気が。両親を「パパ、ママ」と呼んでいたから余計にそう思ったのかなあ。少しヒロインが心配になったりしました。
 それにしてもトムの扱いがかわいそうだった。彼の本心がどこまでさらけ出されているのかはよくわからないし、最初からダメならダメとヒロインに言うこともなかったわけだから、自業自得なところがあるとはいえ、彼の背負う哀愁とラストの雰囲気がいまいちそぐわなかった気も……。
 ところで暴力シーン(ヒーローからヒロイン?)があるとかないとか聞いていたのですが、殴ったりするシーンはもしかしてカットされたのかなあ。読み比べられないので、何とも言えないけど……。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント