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2011 · 07 · 19 (Tue) 07:23

▲『地上に降りた天使』キャロル・モーティマー

▲『地上に降りた天使』キャロル・モーティマー(ハーレクイン)
 クリスマス直前、ある男性の元へ派遣された天使のベス。母親が事故で入院したので、元夫ニックのところに預けられた子供たちの世話だ。いつも失敗ばかりだが、今度はうまくいきそう。だが、次第にベスは、心を閉ざしたニックを助けることが本当の使命ではないか、と思い始める。("Heavenly Angels" by Carole Mortimer,1996)

『ハーレクイン・プレゼンツ 作家シリーズ別冊 奇跡を届けて』の一編。
 元々はクリスマスストーリーなので、短編です。
 大好きな映画『天国から来たチャンピオン』を思い出す……。ま、よくあるネタではあるのですが、それ系の生まれ変わりファンタジーです。
 ただ、誰の生まれ変わりなのか、というのがなかなかわからず、短編としての引きがうまくできていました。
 ミスリードもあったんだけど──いや、これは私の勘違いかもしれない。だって私、途中でヒロインは、
「ヒーローが飼っていた犬の生まれ変わり」
 って思ったんだもの(´д`;)。これはミスリードではなく、深読み?
 うーむ、悩むところでありますが、私はミスリードだと思うんだよねー。キャロル・モーティマーって、短編がうまい人なのかも。あまり読んでないからわからないけど。
 とはいえ、もちろんヒロインは犬ではなく、人間の女の子の生まれ変わり。でも私はこのミスリード、けっこう気に入ってたんだよなー。何だかかわいいじゃないですか、ワンコの生まれ変わりって。マジで「奇跡」っぽいし。
 ワンコじゃなかったから、がっかり──まではしなかったのですが、ほんの少しだけエンディングの感動が削がれた気分ではありました。(勝手だな!(゚Д゚))
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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