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2011 · 07 · 21 (Thu) 07:05

◆『秘密めいた再会』ジャクリーン・バード

◆『秘密めいた再会』ジャクリーン・バード(ハーレクイン)
 大学生だった頃、フィービーはギリシアの大富豪ジェド・サビデスとつきあっていた。初めての恋に夢中だった彼女は、彼が妊娠を喜んでくれると思っていたが、彼から返ってきたのは「子供は僕の予定表にはない」という非情な言葉。フィービーは流産し、彼の元を去った。それから5年──二人はあるパーティーで再会する。彼女にはジェドに絶対知られたくない秘密があった。("The Sabbides Secret Baby" by Jacqueline Baird, 2010)

 今月の新刊です。最近、プチブームなジャクリーン・バード。
 原題で内容はバレバレですが、ヒロインは本当に流産しているのです。でも、シークレットベイビー。どういういきさつかは、読んでのお楽しみ。
 けど、またまた怒ってたよヒーロー。子供のことをヒロインが黙っていたのは自分の言葉のせいなのに、

「そんなつもりで言ったんじゃないもん!(`Д´)」

 と彼女の誤解ということにして、逆ギレしまくり。どうして「ごめんなさい」が言えないの!?(# ゚Д゚) カツオのように耳つかまれて、サザエに怒鳴ってもらえ!ヽ(`Д´)ノプンプン
 でも後半はもう、本人もそういうところを自覚していて、どうにもひっこみがつかないから、「逆ギレしたまま、押し切ろう」とヒロインに結婚を迫ります。
 負い目も罪悪感も覆い隠して、あくまで強気で傲慢。そのせいで最後に一気に崩壊、情けない姿をさらします。
 この情けないところをもっと読みたいのにな~。半分くらいこれでもいいくらいだよ。
 傲慢なお子ちゃまヒーローだと、ヒロインへの愛が切実であればあるほど、情けなさを増幅させるはずなのだが──どうしてそうならない?(きっとそれは、ハーレ的にNGだから) この作品はけっこう情けない方だけど、私的にはもっともっとщ(゚д゚щ)カモーン──って感じ。
 ならばせめて、情けなさを切なさに変換して、なおかつヒロインが強烈にしっぺ返ししているものが読みたいなー。ほとんどそれを探すために読んでるようなものだなー>私
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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