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2011 · 07 · 27 (Wed) 16:29

◆『捨てたはずの愛』ヘレン・ビアンチン

◆『捨てたはずの愛』ヘレン・ビアンチン(ハーレクイン)
 シャネイは四年前、夫で大富豪マルチェロの愛人問題で揉め、マドリッドの家を飛び出した。オーストラリアに戻り、娘と二人で静かに暮らしていたが、ある日義弟夫妻と偶然に鉢合わせしてしまう。妊娠を隠していたことが、マルチェロに知られてしまう……!("The Martinez Marriage Revenge" by Helen Bianchin, 2008)

 続けて同じような話を読んでしまった……orz ハーレでは想定内のことですが(´∀`;)。
 とはいえこちらは、愛人に関しては謀られたと夫が承知している。ヘレン・ビアンチンのヒーローは大人なので、カッカと煽られてギスギスした口ゲンカにもなりません。もちろん怒ってはいるけど、子供のことでヒロインを罵ったりもしない。メロメロなのもよくわかる。彼女を従わせようと苦心し続けるヒーローだけど、最後はちゃんと折れます。
 でも、なんかこう……萌えに届かないというか。いいんだけど、薄皮が一枚貼ってあるみたいなもどかしさを、最近ヘレン・ビアンチン作品を読むと感じる。アホやお子ちゃまヒーローの方がいいってわけでもないんだけどなあ。
 とても安心して読めるし、ついつい手に取るというのは、ダイアナ・パーマーにも通じるものがあるなあ、と思ったりします。すべてが飛び抜けてるわけじゃないけど、必ず楽しく読めるクオリティは確保されていて、しばらく読んでないと読みたくなってくる。この二人、ヒーローに関しては真逆なんだけどね(^^;)。
 何でだろうなあ。自分の中で、大人とお子ちゃまのバランスを取っているのか……。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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