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2011 · 09 · 09 (Fri) 14:03

◆『薄情な花婿』ジェイン・アン・クレンツ

◆『薄情な花婿』ジェイン・アン・クレンツ(ハーレクイン)
 ケイティは、少女時代からあこがれていたギャレットと結婚できて幸せなはずなのに、なぜか不安でたまらなかった。彼は、私の家柄や社会的な立場を目当てに結婚したわけではないはず……でも、「愛している」と言われたことはない……。まさか人生最大の過ちを犯してしまったの? 妻となった翌日、ケイティは意を決して夫に「私を愛している?」とたずねてみる。("Test Of Time" by Jayne Ann Krentz, 1987)

 そしてヒーローは、馬鹿正直に、

「君を愛してはいない」

 と答えちゃうわけです。
 けどヒロインがキレて「離婚する!」と言い出すと、

「半年……いや、三ヶ月! とりあえず三ヶ月一緒に暮らしてから考えようよ!」

 とあわてて説得する。
 正直なところはいいのですが、無骨で不器用で、馬の扱いなら慣れているけど、女のことはよくわからないヒーロー。ヒロインの上辺の部分──上品で控えめで、従順そうなところが自分の妻にぴったりと思って結婚しただけなのです。
 片やヒロインも、婚約中にあまり会えなかったというのもありますが、ちゃんと話をしようとしなかった。結婚してすぐ文句を言うなら、結婚前にもっとどうにかすればよかったんじゃ(´д`;)、と思いますが、言わないで不満を貯めこむよりはいいか。
 とにかく、よく考えずに結婚してしまった二人が、探り探りお試し新婚期間を過ごしていきます。お見合い結婚してから好きになっていく夫婦みたいな話。けっこうリアルだよね。
 後半は新居でのちょっとした事件が絡んで、ヒーローヒロインともにトラウマを克服していきます。
 再読だったんですが、なぜかもっとひどい話だと思っていた。ヒロインが結婚式あとすぐに置き去りにされる話って──また何か別の本と混じってしまったのかもしれない(^^;)。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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