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2011 · 09 · 15 (Thu) 13:02

◆『まわり舞台』ペニー・ジョーダン

◆『まわり舞台』ペニー・ジョーダン(ハーレクイン)
 駆け出し女優のカースティーは、ひどい批評のせいで初舞台の役を降ろされて以来、演劇評論家ドルー・チャーマーズを恨んでいた。小さな劇場の芝居に出ていたそんな彼女の前に、ドルーが偶然姿を現す。美しく裕福そうな恋人とホテルの部屋で待ち合わせをしているらしい。酔っぱらっていたカースティーは、その逢瀬を邪魔してやろうと思いつく。今の私なら、完璧に役をこなせるとドルーに思い知らせてやりたい。("A Sudden Engagement" by Penny Jordan, 1984)

 再読です。
 ヒロイン、酔っ払っているとはいえ、子供のような仕返しです。部屋に忍び込んで、ベッドで寝てたふりとか。
 ただ、ヒーローの相手がプンスカ帰ってしまったあと、襲われそうになり(´∀`;)、ようやく我に返る。そののち、彼の口利きでシェイクスピアの『からさわぎ』に出演することになる。ただ、彼の口利きだと思いがけない形で明らかになり、なぜか彼と婚約することになってしまう。そのあとは誤解と思い込みからのすれ違いをくり返します。
『からさわぎ』、私はちゃんと読んだことないのですが、つまりラブコメですね。これもそういうテイストの作品なんだろうけど、うーむ……訳にもよるんでしょうが、ラブコメって感じには楽しめなかったなあ。ヒロインの鈍感さと激しい思い込みが『からさわぎ』というより空回り……いや、振り回されて気の毒なヒーロー。ハーレにはよくあるすれ違いもの(ヒロインは偽装婚約だと思っている)なところは、よかったんだけど。
 あと、これは全然話と関係ないし、ペニー先生のせいでもないんだけど、ヒロインの『からさわぎ』での役名が「ヒーロー」っていうんだよね。芝居の筋書きを説明するところで「ヒーローが」「ヒーローの」とかって出てくると、男なのか女なのか私が勝手に戸惑いました(^^;)。
 よく吹替版の洋画や海外ドラマで「ネイサン」って役名の男性に兄弟がいたりすると、「兄さん」なのに「姉さん」とか(耳で聞くとどうしても……)、さらに本当にお姉さんもいたりなんかすると、
「どっちなのさ!?(´д`;)」
 と突っ込んでしまったりするのと似てるなあと思いました。(違?
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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