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2011 · 09 · 24 (Sat) 09:54

◆『悲しきシンデレラ』ベティ・ニールズ

◆『悲しきシンデレラ』ベティ・ニールズ(ハーレクイン)
 名家の娘であるバーサは父親と再婚した継母と義妹に虐げられて暮らしていた。自分の誕生パーティなのに、義妹のおさがりのひどいドレスを着て立ち尽くす彼女に、医師のオリヴァーが声をかける。以来彼は、バーサの面倒を何くれと見てくれるようになる。("A Christmas Proposal" by Betty Neels, 1996)
・アンソロジー『聖夜の出来事』ハーレクイン・プレゼンツ 作家シリーズ別冊

 再読です。
 父親がいないのをいいことにヒロインをいじめる継母と義妹が、バカっぽくていい感じ。自信を失っていたヒロインが、ヒーローとつきあっているうちに反論するようになると、全然勝てない。口では負けるので、バレバレの稚拙な策略を巡らします。
 そこら辺はとてもいいし、読んでてすごく泣けるんだけど、やはり萌えない……。
 思うに、ヒロインはいいんだけど、ヒーローがいけないのではないか(もちろん私的に)。ベティヒーローは鈍感な人が多いみたいだけど(別にそういう人が悪いわけじゃないですよ)、その鈍感さがリアルを醸しだしている気がします。しかも淡々とした筆致が、ロマンス的なファンタジーを著しく削っている。
 ある意味、一番普通の恋愛小説だと思うし、ハーレの中にもなくちゃいけない作品なんだろうけど、私の望むものとは違うのよね(´・ω・`)……。ありふれているとはいえツボな設定なんだけど、あくまでも好みの問題ですから。
 今回は泣きのツボを押されたので、ちと甘いですが。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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