09
1
2
3
4
5
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

◆『リーは泣かない』ディクシイ・ブラウニング

◆『リーは泣かない』ディクシイ・ブラウニング(サンリオ)
 父を亡くしたリーは、かつての継母を頼ってオーストラリアに渡る。だが、彼女はリーを歓迎せず、娘夫婦たちの船旅へ追いやってしまう。彼らと馴染めないリーは船着場で隣のヨットに潜りこむ。持ち主に見つかったら、どこかの港で降ろしてもらおう。だが、持ち主のスミスは、彼女を自分の滞在先である小さな島へ連れて行く。("Chance Tomorrow" by Dixie Browning, 1981)



 タイトルが昔の少女マンガや少女小説のよう。
 ちょっと訳文が堅い感じで、もしかしたら訳者は女性名の男性? と勘ぐったりして(いや、別に男性でも女性でもどっちでもいいですよ)。
 内容もシンプル。島に連れてこられたヒロインは18歳。ヒーロー(30代半ばくらい?)の家政婦を何となくするようになるんだけど、家事なんてほとんどしたことなかったから、失敗ばかり。劣等感を生意気な口調で隠すところは、本当にまだ子供です。
 なりゆきで連れてきちゃった女の子にだんだん惚れ始めたヒーローが距離を置こうとしたり、彼の婚約者を名乗る女が乗り込んできたり、何の説明もなく彼の家に連れ帰られたりして、ヒロインの戸惑いはMAX。自分で仕事を探して、彼の前から姿を消します。
 ロマンスというより、ヒロインの成長物語みたい。お話に不満はないんだけど、ヒロインの孤独感があまり感じられなかった。孤独な女の子の強がりや子供っぽさって、私はものすごく弱いはずなのに、泣かなかったんだよねえ。だから、掘り下げが足りなかったのかなあ。
 ヒーローがもう少し優しいというか、その孤独感に(言い方悪いけど)つけ込むような人だったら、もっと切なくなったかもしれない。ちょっと鈍感だったな。
(★★★)
web拍手 by FC2

theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー サンリオ ★★★

Secret

文字を大きく・小さく

    Twitter&ランキング



    いつもありがとうございます♪


    書評・レビュー ブログランキングへ

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
    にほんブログ村

    最新記事

    カテゴリ

    ユーザータグリスト

    最新コメント

    最新トラックバック

    リンク

    RSSリンクの表示

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム

    English Translation

    English English得袋.com

    アンケート

    QRコード

    QRコード

    FC2カウンター

    カレンダーと月別アーカイブ

    プルダウン 降順 昇順 年別

    08月 | 2019年09月 | 10月
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 - - - - -


    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
    リクエストは→コチラ

    最近読まれている記事

    ブログパーツ

    最近の拍手ランキング

    人気の記事

    本ブログ村PVアクセス

    ユーザータグ

    ロマンス映画 ★★★☆ シリーズ コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★ ライムブックス ヒストリカル ★★★★ ★★★★☆ ★★☆ 扶桑社ロマンス 新潮文庫 サスペンス/ミステリ 資料用 ロマンス以外 角川文庫 ★★★★★ ハヤカワ文庫 マグノリアロマンス フローラブックス 創元推理文庫 集英社文庫 パラノーマル アンソロジー 二見文庫 ヴィレッジブックス ★★ MIRA文庫 ランダムハウス講談社 ラズベリーブックス その他の出版社 ★☆ ソフトバンク文庫 サンリオ 文春文庫 ラベンダーブックス ラベンダーブックス(幻冬舎) オーロラブックス(宙出版) 講談社文庫