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□『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』

『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』"Captain America: The First Avenger" 2011(10/14公開)
 1942年、ニューヨーク。ひ弱な身体のため、入隊テストに何度も落ちているスティーブは、軍の科学者アースキン博士と出会う。チャンスを与えられたスティーブは「スーパーソルジャー計画」に志願し、見事肉体の強化に成功する。一方ヨーロッパでは、アースキン博士がナチスにいた頃の被験者であったシュミットが、オーディンの力を利用して世界を掌握しようとしていた。(監督:ジョー・ジョンストン 出演:クリス・エヴァンス、ヒューゴ・ウィービング、ヘイリー・アトウェル、トミー・リー・ジョーンズ、サミュエル・L・ジャクソン他)



 のっけからラストのネタバレで申し訳ないのですが、これは──これを、この私が気にしないわけにはいくまい。
 見終わって最初に思ったことです。

「つまりキャプテン・アメリカは、70年間童貞だったの?」

 バカじゃないかと思いますけどね(私がねorz)。キャプテン・アメリカは人間の限界まで肉体を強化しただけで、特殊な能力はないのですが、70年なんて軽く魔法が使えますよ(´∀`;)。死んでないけど、もう妖精レベルでいいんじゃないかと。
 いや、それは置いておくとして、とにかく──初デートの約束をした恋人未満の女性と「土曜日に会おうね」と会話して目が覚めたら70年後で、もうとっくにその人死んでる(そうはっきりわからないけど、生きてても……ねえ(´ω`;))なんて、切なすぎる。ものすごくかわいそう。
『アベンジャーズ』が俄然楽しみになりましたけど。特にプレイボーイのトニー・スタークとどう絡むんでしょうか。この映画では、トニーの父親がキャプテン・アメリカのコスチュームや武器を作っているし、その息子より自分の方が若いって、どう思うんだろうね(^^;)。
 本編自体は第二次世界大戦中のお話です。肉体強化したはいいけど、計画の中心だった博士が暗殺されてしまい、スティーブは志願兵を募るキャンペーンに「キャプテン・アメリカ」というキャラで駆り出されることになる。戦場で戦い、国を守るのが夢だった彼にとっては不本意な状況だったんだけど、慰問でイタリアへ行った時、親友のいる部隊を助けだすため単独で行動することを決める。
 敵のシュミット=レッド・スカルは、「赤いマスク」だった……。ジム・キャリーにやってもらえばいいのに、と思うほど。顔の皮を剥いでしまうと、ヒューゴ・ウィービングであってもなくてもわからない……。
 わからないといえば、スティーブ(クリス・エヴァンス)の変身ぶりですよ。予告を見た時から、ひ弱な状態と鍛えた状態をどう演じているのか、気になって気になって。
 最初はトム・ハンクスの『キャスト・アウェイ』みたいに、

「クリス・エヴァンスが、ひ弱な状態と鍛えた状態、両方を演じている」

 のかなあ、と思ったのですが、見たら身長も伸びているんですよ! じゃあ、

「エヴァンスにそっくりの別の役者がひ弱な状態を演じている」

 かなあ、と思ったんだけど、「こんなに似てて体型も理想的な人なんて見つかるだろうか」と思い、じゃあやっぱり、『ソーシャル・ネットワーク』の双子役みたいに、

「ひ弱な体型の役者の顔を、エヴァンスの顔にすげ替える」

 のかと思ったら、それだって! 全然違和感ないよ……。すごいなあ。
 ということで、『アベンジャーズ』を見るための映画、というほどの興味しかなかったのに、なんだかんだでいろいろと楽しんでしまったのでした。純なヒーローは大好物だから、応援するよ! お顔は今風じゃないけどね!
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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