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2011 · 11 · 02 (Wed) 22:27

□『カウボーイ&エイリアン』

『カウボーイ&エイリアン』"Cowboys & Aliens" 2011(10/22公開)
 1873年アリゾナ。荒野で目を覚ました男は、自身の名前もなぜそこにいるのかも忘れていた。わかっているのは、腹の怪我と英語と馬を駆ること。そして、銀色の妙な腕輪がはめられていること。近くの町ダラーハイドへ行くと、自分がお尋ね者になっていることを知る。名前はジェイク・ロネガン。護送されそうになった時、突如として空から謎の飛行物体が現れ、次々と町の人たちをさらっていく。(監督:ジョン・ファヴロー 出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、キース・キャラダイン他)

 事前に「微妙(^^;)」という評価が知り合いから出ていたので、あまり期待せず、気軽に見ました。
 西部劇なのです。開拓時代にもエイリアンは来るんだよ、というお話。最近、現代にエイリアン含む人外ものが来ても新鮮味がないので、ヒストリカルな方に寄せていく傾向があるよね……。
 町の人がさらわれ、記憶を失っていた主人公も少しずつ、自分が囚われていたことを思い出す。いわゆる「アブダクト」の被害者です。ハリソン・フォード扮する息子をさらわれた牧場主、「何も憶えていないの?」と話しかけてきた謎の女性ら有志とともにさらわれた人たちを探しに行く。
 しかし、最近(?)のエイリアンというのは、みんなおんなじような感じだね、と家族と話していたのでした。虫っぽかったり、口みたいなのが気持ち悪く開いたり、ネバネバしたものを出したり。そういう点も含めて、

「これ、西部劇にする意味があるのかな?(´д`;)」

 と思ってしまったよ。砂漠が舞台なら、馬が車になるくらいじゃないだろうか。もちろん、もっと強力な武器もあるだろうけど、この映画のエイリアン、木の棒で刺しても死んでたしね……(あ、弱いってことを言いたかったの?(^^;))。
『トレマーズ』(大好き!)を思い出してしまったよ。
 でも、あまり期待していなかったので、そんなにがっかりもしませんでした。ちょっとダレたところがあって「長いなあ」とは思ったけど、まあ許容範囲。ダニエル・クレイグとハリソン・フォードはよかったです。ハリソン・フォードはおじいちゃんだったけどね……orz
 関係ないけど、映画館でこれの入場開始アナウンスを聞いてた時、
「ハンバーグ&ベジタリアン」
 と聞こえて、ちょっと笑った。
(★★★)
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最終更新日 : -0001-11-30

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