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2011 · 12 · 14 (Wed) 19:49

□『リアル・スティール』

『リアル・スティール』"Real Steel" 2011(12/9公開)
 近未来のアメリカ。人間同士の格闘技が禁じられたために、元ボクサーのチャーリーは、自分のかわりに戦うロボットを連れて巡業の毎日を送っていた。ある日、恋人だった女性が亡くなったと知らせが入り、残された息子マックスとひと夏過ごすことになる。マックスは自分を捨てた父に対して辛辣な言葉を吐くが、ロボット格闘技には並々ならぬ興味を抱く。そして、廃品置き場で古いロボット“ATOM”を見つけ、試合に出そうとする。(監督:ショーン・レヴィ 出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー他)
※映画だけではなく、リチャード・マシスンの原作『四角い墓場(リアル・スティール)』のネタバレも含まれます。

 リチャード・マシスンの原作短編『四角い墓場』の設定(人間同士の格闘技禁止、ロボットを連れて巡業している元ボクサー)だけをいただいたものだと思っていたのですが、ラスト、チャーリーが自分の身体を使ってATOMを動かすシーンは、ある意味、原作とそっくり。私、

「( ゚д゚)ハッ! こう使ったわけ!?」

 と思ってしまった。全然違うストーリーだし、苦いラストの原作と違って、映画はとても清々しいのですが、

「どうせ違うものにするなら、こうしろよ」

 と誰か(って誰?)に説教したくなるような使い方だな、と思った。マシスン本人の気持ちはわからないけどさー。本当は『ロボジー』って映画の方が──ゲフンゲフン)
 ヒュー・ジャックマンは元々好きなので、それだけでもうれしいんだけど、彼がまたろくでなしで(´д`;)。息子マックスと一度も会ったことがなく、亡き恋人の姉夫婦に対して親権をかたに金をせびるくらいのダメっぷり。しかも、それをすぐに11歳の子供に見抜かれる。息子さんは賢く度胸もあり、父親よりずっとしっかりした子。
 マックス役のダコタ・ゴヨが素晴らしいです。表情が豊かで、特に夢中な時とかの、うれしそうな──パァァ。゚+.ヽ(゚∀゚*)ノ ゚+.゚って顔がかわいい。
 二人でオンボロロボットを修理し、場末のリングから勝ち上がっていくにしたがって、だんだん絆が生まれていく。父はかつての夢を思い出し、息子はこれからの未来を見つめ、そして互いにそばにいる存在として認め合う。
 感動をむりやり押しつけることもなく、割と淡々と話が進んで、ラストの大きな試合で一気に盛り上がる。ディズニー映画だから説教臭いのでは、と危惧しましたが、そんなこともなくて、とても面白かったです。
 ショーン・レヴィ監督って『ベガスの恋に勝つルール』を撮った人だったのね。私、この映画好きなのです。楽しくてすてきなラブコメですよ! テイストは全然違うけど、おすすめします(´∀`*)。
 評価は──悩んだ末に☆オマケだ。なぜかというと、私はリチャード・マシスンの大ファンだからだ! 現在出ている原作入ってる短編集を、三冊全部買ったぐらいだ(゚Д゚)ゴルァ!!
(★★★★☆)
[Tag] * ★★★★☆

最終更新日 : -0001-11-30

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2011-12-18-23:12

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Re: リアルスティール

 はじめまして。コメントありがとうございます。
 その方がどんな感想を抱いたのか、気になりますねー(^^)。
2011-12-19-07:29

三原 白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]