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2011 · 12 · 20 (Tue) 09:16

◆『恋人ごっこ』ダイアナ・パーマー

◆『恋人ごっこ』ダイアナ・パーマー(ハーレクイン文庫)
 エリサは、コテージの隣人、キングから奇妙な頼みごとをされる。彼は大切な友人だ。宣教師の娘であるエリサは、ファッションデザイナーという華やかな職業とは裏腹に純情で、男性が苦手なのに、彼はそれを意識させない。彼女は言われたとおり彼のベッドに横たわり、帰ってきた彼と連れの女性に精一杯艶かしく言った。「おかえりなさい。ダーリン」("Fit For A King" by Diana Palmer, 1987)

 ヒーロー、弟の嫁から迫られて、よろめきそうになるのを止めるため、ヒロインに恋人のふりをしてもらいます。ところがただの友人だと思っていたヒロインのエロい姿に反応してしまう。
 ヒロイン、ヴァージンだけど好奇心が強く、率直です。賢く、口でも負けていない。そして、相変わらずヒーローは、自分の気持ちを頑なに認めたがらないめんどくさい男(^^;)。
 結局ダイアナのヒロインは、このしちめんどくさい男たちの世話をするために(作者から)つかわされた運命の女性なのねー(全然ロマンティックじゃないな(^^;))。
 物語に直接関係ないけど、ヒロインの両親とペットたちがすてきでした。トカゲ好きな父と、それを温かく見守る母。ヒロインのペットのオウムを「緑色の蚊!」という母のセンスが素晴らしい。
 古めの作品のせいか、ヒーローの鬼畜度は低めです。だからというわけじゃないけど、彼が弟嫁に惹かれているというのが、よくわからないんだよね。鬼畜度が高いとそこら辺をもっとはっきり強調して、ヒロインをグサグサ傷つけるんだろうけど、彼女がとても明るいのでそれに負けてしまって、「一応口にしました」程度のうやむやさで終わっています。
 鬼畜度が高いということは、それだけヒーローの気持ちがくっきりはっきりしているってことなんでしょうかね……?
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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