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2012 · 01 · 01 (Sun) 16:17

◆『思い出は遠く切なく』ジュリア・ジェイムズ

◆『思い出は遠く切なく』ジュリア・ジェイムズ(ハーレクイン)
 音大でピアノを学ぶソフィーは、父の取引先会社御曹司のニコス・カザンドロスと恋に落ちた。彼との未来を無邪気に信じていた彼女だったが、その夢は儚く消える。それから4年。ソフィーは、金策のため仕方なく出向いたパーティでニコスと再会する。彼女の仕事は、彼の憎しみと蔑みを余計に買うばかりだった。("Penniless And Purchased" by Julia James, 2010)

 今年一発目の感想は、ジュリア・ジェイムズ。
 コミック雑誌「ハーレクインオリジナル」1月号増刊(ハーレクインdarling!)のふろくです。(コミック化予定の原作だそうです)
 ヒロイン、ヒーローと出会った頃は、父親の会社の窮状も知らずにピアノを勉強をしている世間知らずのお嬢様でした。甘やかされた夢見る夢子さん。ヒーローと結ばれた夜に、つい(ある意味)本音をポロリと出し、彼に捨てられてしまう。
 その後、父の病気、世間知らず故に詐欺に巻き込まれたり何だりで、超貧乏に。エスコート紹介所のバイトをしていたら、ヒーローとばったり会ってしまう。
 ううむ、ヒロインがお嬢さん過ぎる……。他に頼る親戚とか、知人とか、自分の友人とかはいなかったのか? 投資をするなら、それを勉強資金に当てて資格を取るとかそういうこともできるし、だいたいピアノ弾けるのならそれを生かした仕事もあるんじゃない?
 現実的にあるかないか、という問題ではなく、そういう思考回路とか、たくましさが生来ない感じのヒロインです。4年苦労した割には、何だかあまり変わっていない。伸びしろがあまりない子だったのか……(´ω`;)。
 アホの子は許せるのに、お嬢さんやお姫様には厳しい私。ていうか、ヒロインが言ったことは誤解というか、ああ思われても仕方ないんじゃないかと。
 でも、「自業自得!(゚Д゚)」っていうのは、ヒーローに言いたい言葉なのよね、私は。
 どんなふうにコミック化されるのか、気になります。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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