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◆『愛人と呼ばれても』メラニー・ミルバーン

◆『愛人と呼ばれても』メラニー・ミルバーン(ハーレクイン)
 19歳の時、ニッキは大金と引き換えにファッションメーカー社長ジョセフと契約結婚することにした。だが式の一週間前、最後の自由な休暇の時に出会い、恋に落ちたのは、ジョセフの継子マッシモだった。結婚式で顔を合わせた彼は、ニッキに復讐を誓う。そして5年後──夫の葬儀にやってきたマッシモは、憎しみあふれる視線を向け、こう言った。「彼は君になに一つ遺さなかった。家さえ、今は僕のものだ」("Androletti's Mistress" by Melanie Milburne, 2007)



 Twitterのフォロワーさんの感想を見て読みたくなり、買ってきました。今月の新刊です。
 泣けました。ていうか、あのシチュエーションは反則だろう。・゚・(ノД`)・゚・。 最初からフラグが立っているとはいえ、かわいそうでならなかった……。
 ヒロインが契約結婚した理由──過去を隠してなおかつ大金も必要というのは、父が殺人を犯し服役しているということが原因です。こういう事情では、そう簡単に打ち明ける勇気が湧かないというのは無理ない。いくら愛している相手にでも。さらに、自分の素性が彼に迷惑をかけるかもしれない、と心配するのも。
 そういうわけで、ヒロインはヒーローに本当のことを話せず、ひどい誤解をされても我慢せざるを得ない。全部ぶちまけてしまえば楽になるのでしょうが、彼が去ってしまうこともつらいので、言えない。
 こういう違和感ない設定は、すれ違いや抱えている事情への切なさにすんなり入り込めます。
「秘密はこれくらい重いもんじゃなきゃ(゚Д゚)!」
 と思いながらも、なかなかハードだ……。彼女に何も悪いところはないんだけれども、抵抗感がある人もいるかも。いくらヒーローであっても、
「知らない方がいいこともあるんじゃないのか」
 とヒロインが考えたとしても、不思議はないです。
 甘くはないですが、読み応えある作品です。
(★★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★★

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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