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▼『閉ざされた夜の向こうに』リサ・マリー・ライス

▼『閉ざされた夜の向こうに』リサ・マリー・ライス(扶桑社ロマンス)
 国防情報局の軍事分析官クレアは、アフリカ某国に駐在中、大使館の爆破事件に巻き込まれ、重傷を負う。一年後、彼女は職も家族もなくし、記憶喪失の後遺症に苦しみながらひきこもりの生活を送ってきた。そんな時、テレビのニュースである男性を見かける。彼は、私の夢によく出てくる人ではないか? 夢の中で私を助けてくれる人──この人に会えば、なくした記憶を思い出せるかも……。("Shadows At Midnight" by Lisa Marie Rice, 2010)



 原題に“Midnight”ってついてるから、てっきり〈ミッドナイト〉シリーズだと思うじゃないですかーっ!(´д`;) でも、違うのね……orz
 ぶっちゃけ既視感あふれまくり(セルフカバー)なんだけど、ある意味、作者の傾向が非常によくわかる作品にもなっています。
 私はかねがねリサ・マリー・ライスのロマンスって、他の人のと違うなあ、と思ってきたのですが、『闇の恋人』で何となく気づいたことが、この作品でかなりわかってきた。わかってきたっていうか、私はそこに萌える!
 つまり、ヒーロー曰く、自分よりもヒロインの方が強い。だって、彼女が自分の前から姿を消したらとか考えただけで恐怖なくらい、大きな存在だし。強いだけじゃなく、彼女は頭もいいし、きれいだし、優しいし、セクシーだし(以下自慢が延々続く)──とにかく、

「俺の嫁、サイコーっ!ヽ(´Д`*)ノ」

 というお話なのです。
 ロマンスのヒーローは、ヒロインが自分の弱点と認めるなどプライドが許さない人が多いですが、リサマリのヒーローはとても素直に自身の弱さを受け入れる。それが珍しいって、どれだけプライド高い男がデフォルトなんだよっ(^^;)てことですよね。
 まあ、この話の場合、ヒーロー(名前はダン)はヒロイン(ずっと片想いしてて、ようやく同じ任地になったばかり)が爆破事件で死んだと思ってて、一年間地獄のような日々を送ったので、「もう一生離れない」と鼻息荒いです。
 ヒロインはずっとひきこもりのへろへろ状態だったのですが、ヒーローの愛と献身、そして命を次々と脅かされることへの怒りからだんだん気力を取り戻していく。いつの間にかヒーローの友だちも巻き込んで、指揮官のようになっていきます。元々非常に能力の高い人だったので、水を得た魚とばかりにパソコンで情報収集していく様子には、鬼気迫るものがある。
 このシーンでは、このAAを思い出したよ。

パソコンパンパン

 しかし、ヒーローそれを見て「きれいだな……(´д`*)」。もうとにかく嫁ラブ(嫁バカ?)120%です。
 妄想も相変わらず気合が入っています。今回は結果的にカカア天下ヒロインだったせいか、乙女のように胸をキュンキュンさせてる。何だかだんだんかわいらしくなってきたように思えるんだけど……気のせいかしら?(´∀`;)
 ラストの処理とか、相変わらずのそっけなさとか、小説的にはどうなのか、と思わなくもないんだけど、読みやすさとテンポのよさと萌えポイントの判明をオマケしときます。

[2/25追記]
 よく見たらば、これはリサ・マリー・ライスではなく、エリザベス・ジェニングス名義で書かれたものらしい。
 だからタイトルに「ミッドナイト」ってついていても、シリーズの続きじゃなかったんだね。
(★★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : サスペンス/ミステリ 扶桑社ロマンス ★★★★

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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