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2012 · 02 · 16 (Thu) 19:42

◆『プライド&プレグナンシー』キャサリン・マン

◆『プライド&プレグナンシー』キャサリン・マン(HR by HARLEQUIN)
 ニューヨークでグラフィックデザイン会社を経営するローレンは、一年半ほどジェイソンと一緒に仕事をしてきた。だが、彼は大きな広告会社で働くため、カリフォルニアへ行ってしまう。別れの日、二人は情熱的に抱き合った。そして四ヶ月後──ジェイソンはニューヨークの友人からお腹が目立ってきたローレンの写真を送られ、あわてて彼女に会いに行く。("Bossman's Baby Scandal" by Catherine Mann, 2010)(※旧タイトル『嘘つきなダイヤモンド』)

 ハーレクインで2/20に創刊される新しいレーベル「HR by HARLEQUIN」の一冊で、旧タイトルは『嘘つきなダイヤモンド』(〈ラブ・アンド・ビジネス〉というシリーズの一作目でもある)。
 このレーベルは、新訳かと思ったんだけどそうじゃなくて、あくまでも「再編集」ということで──まあでも、表紙が変わるだけでも買いやすいと思う人はいるんじゃないかな。とりあえず、ジェニー・ルーカスの『ルチア フェラッツィの娘』(『復讐のシチリア』。面白い!)とナンシー・ウォレンの『キャロラインはその朝、ドレスのファスナーが上がらなかった』(『優しい嘘つき』)は購入を決めてます。

 この作品は創刊記念で「電子貸本 Renta!」無料レンタル(~2/27)されていたので、読みました。
 PCかつ横書きで読むのは別に苦手ではないし、今日の午後いっぱいでスラスラ読めたんだけど、なんか……地味?(^^;) そんな印象を抱いてしまった。
 あっ、地味な話がいかんわけじゃないですよっ。ヒロイン、いきなり妊娠してしまい、つわりでヨレヨレ状態です。さらに会社の金を経理士に持ち逃げされたり、病気で精神的に不安定な母の相手に神経をすり減らしまくっています。そんな状態でヒーローから「結婚しよう」と言われたら、自分の気持ちがよくわからなくても「とりあえず」とよろめいてしまいそうですが、自分の会社を持つのが夢だったヒロインはキッパリ断る。
 ちょっと「偉い(´д`;)」と思ってしまった。ヤケになりそうじゃないですかー、こんな状況になったら。
 そんなヒロインがヒーローに対してモニョる気持ちはよくわかる。クライアントがものすごく堅物だから、結婚してないけど子供がいるとか許されない。だから結婚して! としか聞こえないもんね。いくら心の中では愛していても。
 それに、ニューヨークの友だちが写メを送らなかったら連絡してこなかったんじゃないか、とヒロインが思うのも無理ない。結婚してから(途中でしますけど)それを突然思い出して、じんわり嫌な気分にならないかなあ。
 それをネタにずっといじめられたらいいんだよっ(`Д´)、と思ったりもしますけどね。

[2/17追記]
 寝る前に思い出して、ちょっと言葉足らずだったかしら、と反省。
 ヒロイン偉いけど、気が変わりすぎかなあ、と思いました。結婚するしないで激しくブレる。それも妊娠中の情緒不安定とスルーしたところが(私に)あったな。
 どっちもどっちの夫婦ってところですかね(って適当なシメだ(´ω`;))。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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