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△『火星のプリンセス』エドガー・ライス・バローズ

△『火星のプリンセス』エドガー・ライス・バローズ(創元SF文庫)
 南北戦争後の1866年、アリゾナ州。南軍将校であったジョン・カーターは、ある洞窟での不思議な体験ののち、気がつくと火星へ飛来していることを知る。獰猛な種族である四本腕の緑色人に捕らえられるが、そこで同じく捕虜である人間そっくりな赤色人で、皇帝の孫娘デジャー・ソリスと出会う。ジョンは彼女と一緒に脱走を試みるが──。("A Princess Of Mars" by Edgar Rice Burroughs, 1917)
・〈火星〉シリーズ第1作



 すっかり読んだ気(あるいは見た気)になっているもの、というのはいくつかありますが、この『火星のプリンセス』とか『砂の惑星』とかはその最たるものです(いや、私がね(´∀`;))。海外SFって、周りに好きな人がいて話を聞いていたり、映画を見ていたりして(『デューン/砂の惑星』とか)、わからなくなってしまうのね。
『火星のプリンセス』は、今年ようやく『ジョン・カーター』というタイトルで公開というわけで──しかも、監督は『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン。俄然映画を見たくなったので、原作も読まねば、ということで読みましたよ。
 読み終わってから、さっそく予告編を見に行ったら、デジャー・ソリス役らしい女優さんの顔が長くて、ちとがっかりorz したりしましたが、気分はさらに盛り上がる。どうも緑色人はCGらしいんだけど、そうなると不細工ながらもけなげでかわいいウーラ(巨大な犬みたいな獣)もそうなんだろうか……。私はこの子の活躍を楽しみにしているのですが(´д`*)。
 物語はとてもわかりやすい。ジョン・カーターが突如として火星へ行ってしまい、絶世の美女であるデジャー・ソリスとともに逃げるも離ればなれになり、彼女を見つけて脱出して、火星の乱世を次第に治めていく──という冒険譚。もちろん、デジャー・ソリスとのロマンスも成就しますが、最後に意外なオチが待っていた!
 最初夢オチかと思ってしまったんだけど、それは私がバローズによる「まえがき」を忘れていたからです(´д`;)。このまえがきからするとバレバレのラストなんだけれども、忘れたせいで読んでるうちに私の望む物語の方向が変わってしまい、けっこうショックを受けてしまった(TωT)。
 物語の起伏などは単純なんだけど、火星の自然やそこに住む種族、その生活や歴史、しきたりなどの描写が細かく生き生きと描かれていて、奔放な想像力の持つ底力は百年たっても色褪せていない。映画は火星ではなく架空の惑星「バルスーム」(原作では火星人のいうところの「火星」)を舞台にしていますが、どれだけ再現しているか、これからほんとに楽しみです(´∀`)。
 続きが気になって仕方ない。三冊合本だからすぐ読めるんだけど、重くて手が痛くなってしまったので、それが治ってからね(^^;)。
(★★★★)
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genre : 小説・文学

tag : ロマンス以外 創元推理文庫 ★★★★ シリーズ

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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