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2012 · 04 · 03 (Tue) 19:35

◆『拒絶された花嫁』キャサリン・ジョージ

◆『拒絶された花嫁』キャサリン・ジョージ(ハーレクイン)
 ラグビー協会の事務局に勤めるアリシアは、決勝戦に沸くスタジアムでフランチェスコと再会する。元イタリアのラグビー選手で、伯爵でもあり──そして、私の夫。もう私は、初夜に拒絶された18歳の少女ではないけれど、あれから何年たっただろう。きっと彼は離婚を求めにやってきたのだ。("The Italian Count's Defiant Bride" by Catherine George, 2009)

 実際、初夜にヒロインが逃げ出してから何年たっているのかわからない(^^;)。
 大学へ行って、就職しているから、少なくとも5年はたっているはず。けっこう大きなパーティーをまかされていたりするので、入ったばかりじゃないだろうし……。
 その間、二人、そして周囲は何もしなかったわけね……。うっかり口を滑らすお約束もなし。
 確かにヒロインは、修道院付属の学校を出たばかりのウブで世間知らずな子だったと思う。憧れのスター選手と旅行中に偶然知り合い、いきなりのプロポーズ、しかも彼が伯爵で大金持ちというのがわかり、連れていかれたお城ではヒーロー母が準備した豪勢な結婚式に従うしかなく、彼はかまってくれず──超ナーバスだったというのは、わかる。すっごくわかるけど……。
 ヒーローに何も言わず逃げ出すというのは、極端過ぎないか?(´Д`;)
 もちろん、策略にはまって着た下品なネグリジェを彼が罵ったのには傷ついただろう。それで泣くのは無理ない。私だって泣く。泣くけど、出てくならひとこと言わずにはいられないねっ(-"-;)。

「これは、お前のクソトメが寄こしたもんだ(゚Д゚)ゴルァ!!」(……すみません。最近2ちゃんの生活板をよく読むものでorz(トメ=姑))

 なんで何も言わずに出ていけるのか、それがよくわからない……。別に自分は悪くないじゃん。渡されて「これがしきたりなのかしら?」って思っただけって、ちゃんと言ってから逃げろよと私は言いたい。
 それから旦那もっ、いくら下品なネグリジェだからって引きすぎ、キレすぎ! どうせ引くなら、

「何でそんなもの着てるの?( ゚д゚)ポカーン」

 とたずねるくらいのことをしろよ。初夜の夢を壊されたのが、そんなに腹立ったのか!? どんだけロマンチックな奴なんだ(´ω`;)。(あ、ロマンスのヒーローだからしょうがないのか?)
 ひとことそんな会話があったなら、すぐに解決したのに。笑い話ですんだかもしれないのに。
 ヒーローも言ってたけど、結局はプライドの問題なんだよね。ヒロインもそう。だからなのか、なし崩し的に寄りが戻ってるし。別れていた理由がしょーもなかったと気づいて、深く触れずスルーしたようです。

 全然関係ないけど、「しょーもないプライド」って「根拠のない自信」と何となく似てる……。実体のなさ加減が。
 あ、最初に書くの忘れたけど、コミック雑誌「ハーレクインオリジナル」4月号増刊(ハーレクインdarling!)のふろくです。(コミック化予定の原作)
(★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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