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2012 · 04 · 07 (Sat) 14:33

◆『ブラックメイル』ペニー・ジョーダン

◆『ブラックメイル』ペニー・ジョーダン(ハーレクイン)
 ワインのバイヤーとして上司とともにフランスへ買い付けに赴いたリーは、シャトーの持ち主であるショーヴィニー伯爵の顔を見て驚く。16歳の頃、友だちのいたずらから誤解され、冷たく突き放されたジルではないか! いまだ誤解をしているようだが、なぜかその夜、ディナーの席で彼はリーを婚約者として皆に紹介する。("Blackmail" by Penny Jordan, 1982)

 そのものずばり "Blackmail" というタイトルです。これでペニー・ジョーダンのでみっつめになるかしら……いや、もっとかしら(´∀`;)。
 そして、他のペニー先生の便宜結婚ものを彷彿させるような内容──というか、これはハーレでも初期のものだね。彼女はやはりこういうものがお得意だったのだろうか。
 ヒロイン、16歳でヒーローに初恋。でも、友だちがふざけて書いた下品なラブレターのせいで、

「君は堕落した女の子だったんだな!(゚Д゚)」

 とヒーローに誤解される。いくら「友だちが書いたものだ」と訴えても信じてくれない。(いったいどんなこと書いてあったんだろうか?(^^;))
 6年たって、別の男性と婚約しているものの、初恋の傷は癒えていない。そんな時にヒーローと再会、なぜか隣家の勘違い女を遠ざけるために手紙をネタに脅迫され、あれよあれよという間に結婚。
 ヒーローはもちろんヒロインにメロメロですが、手紙の真相は頑なに信じない。ヒロインがヴァージンだとわかっても、

「経験したかったってわけだな( ゚皿゚)キーッ!!」

 と言い捨てる。16歳の時、仮にそうだったとしても、若気の至りとでも思いなさいよ(-_-;)。勝手に結論出すクセは直しなさい。
 もうこの男、ずーっといろいろなことに腹を立てているので、後半はヒロインがビクビクするようになってしまい、それを悲しんでいたりもしています(´ω`;)。自業自得とはいえ、彼女を喜ばせようと不器用なりに気をつかったり言ったりするのが微笑ましい。だいたい裏目に出ちゃうんだけど。
 結婚後の赤ちゃんができた故の王道のすれ違いも切なくて、泣いたわ~。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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