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□『バトルシップ』

『バトルシップ』"Battleship" 2012(4/13公開)
 ハワイでの環太平洋合同演習中に、謎の巨大構造物が海上に現れる。米海軍駆逐艦の乗組員ホッパーらがボートで近づき調査を行うが、突如構造物からバリアのようなものが発射され、米海軍駆逐艦二隻と海上自衛隊の護衛艦はバリアの外に出られなくなる。攻撃を受け駆逐艦一隻と護衛艦が沈没し、ホッパーは自衛隊一等海佐ナガタらと協力しながら、反撃に出る。(監督:ピーター・バーグ 出演:テイラー・キッチュ、浅野忠信、アレクサンダー・スカルスガルド、ブルックリン・デッカー、リーアム・ニーソン他)



 レディースデーなので映画のはしごをしたら、偶然両方共テイラー・キッチュ主演作だった。
 こっちの彼は、単純で直情的なおバカさん。周りから「能力はあるのに、ささいなことでポカをする」とか言われている。そして、そのポカをすぐに忘れてしまう困った人。言ってみれば、学習能力がない人。
 こういう人は、ここまで痛い思いをしないと学ばないんだなあ(´Д`;)、という映画でした。
 でも、別にビルドゥングスロマンではありません。中身はない。ない故に、わかりやすい。コンビニにチキンブリトーを盗みに行くシーンで『ピンクパンサーのテーマ』がかかる、といった今時のお笑い番組でもやらないようなベタな演出に象徴されるお約束の展開が満載です。
 残された乗組員の中で一番階級が上だから艦長になってしまったホッパーは、感情にまかせて無茶な攻撃をし、さらに犠牲を増やしてしまう。でも、いろいろ因縁のある(しかし大したことではない(^^;))海上自衛隊のナガタに手伝ってもらって、反撃に成功! さあ、調子に乗ってまいりました(´∀`;)。
 浅野忠信、今回も『マイティ・ソー』の時みたいに空気なのか、と思ったんだけど、主要な役でしかも生き残った中で一番頭がいいという役どころだった(^^;)。ホッパー、地味だけど効果的な作戦(これが原案になったゲームなんだね?)を考えだした彼を、

「うおっすげーっ! お前、超頭いいなーっ!(*゚∀゚)」

 とあっさり認める。orz
 後半、戦える艦がなくなって、どうする? となったあとからの展開は、アメリカ人じゃなくても盛り上がります。
 しかし、何も残らないのよね……。そもそもNASA(というかアメリカ)が余計なことをしなければこんなことにならなかったのに、という話だし。それについての言及はないのです。でもきれいな彼女がいるし勲章ももらえたし、まあいっか、俺的にはオッケー! で終わります。成長して……る?(^^;)
 ポップコーンでも食べながらお気楽に見るには最適。
 それからふと思ったんだけど、こういうお話に最近つきものの男勝りの女性兵士とか戦士等(ミシェル・ロドリゲスが代表。今作ではリアーナ)っていうのは、『エイリアン2』のヴァスケスが元祖なんでしょうか? それとも、そもそもが『エイリアン』のリプリーってことなのかな?
(★★★☆)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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