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2012 · 04 · 27 (Fri) 14:25

◆『奥様、お手を』エマ・ダーシー

◆『奥様、お手を』エマ・ダーシー(ハーレクイン)
 三年前に婚約者を亡くしてから、ハリー・クリフトンは生きる気力をなくしていた。後継者問題に頭を痛める執事のジョージは、オーストラリアに住む傍系子孫である少年とその母親を連れてこようと提案する。少年の母で未亡人アシュリーの写真を見ると、ハリーは急に冒険好きだった昔のように顔を輝かす。ジョージの代わりに、僕が迎えに行こう。("Mischief And Marriage" by Emma Darcy, 1996)

『ハーレクイン・リクエスト 億万長者に恋して』の一編。
 再読です。ロマンスに再びハマったここ数年の最初の頃に読んだもの。
 HOTなのにちょっと驚いた記憶がある。昔読んだ時は、寸止めとか朝チュンみたいな印象だったので(私の記憶があいまいなのかもしれないけど)。
 それと、最後にいきなり幽霊が普通に出てきたので、それにも驚いた。
 ヒーロー、執事の代わりにオーストラリアへ行き、なりゆきで執事のふりもすることになる。傲慢な成金やスピーカーなご近所に慇懃無礼に接して楽しむ。自分の家がすごい金持ちなので、それを明かして警戒されるよりも、ちゃんとヒロインに好きになってもらってから連れていこうと考えています。
 ヒロインはひどかった前の結婚や立ち上げた事業のことなどもあって、再婚には尻込みしがち。でも、実は一番気になっているのは、ヒーローの亡くなった婚約者のこと。
 その婚約者が幽霊になって最後にひょっこり出てくる。

「あたし、全然気にしてないから! 二人とも、これから幸せになってね!(´∀`)」

 と陽気に言って成仏。
 初めて読んだ時、この幽霊登場シーンがすごく唐突に思えました。読み直したら、一応ヒーローの住む城は幽霊が出るので有名、と伏線はあるんだけどねえ……。それまでいっさいファンタジー要素がないのに幽霊に話を締めさせるのは、ちょっと違和感というか、都合よすぎるというか……(´ω`;)。
 それ以外はそんなには──あ、息子の商売根性が際立っていた、というのもあるにはあったり……まあ、いいや(´∀`;)。
(★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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