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2009 · 02 · 28 (Sat) 09:28

◆『追いつめられて』ジル・マリー・ランディス

◆『追いつめられて』ジル・マリー・ランディス(二見文庫)
 死んだ恋人リックとの間の子供を彼の両親に奪われそうになり、カーリーは六年前、息子を連れて逃げた。一方、私立探偵のジェイクは、親友だったリックのために母子をずっと探し続けていた。偶然に彼女たちを見つけたジェイクだったが、本当のことを告げられぬまま、カーリーと親しくなっていく。
・〈トワイライト・コーヴ〉シリーズ第1作

 以前読んだ『ただもう一度の夢』は、“トワイライト・コーヴ”というシリーズの第3作目だったんですが、これは第1作目。『ただもう一度の夢』がいまいちだったので、ちょっと不安だったのですが、これはとてもよかったです。
 愛を知らないひどい幼少時代を過ごし、息子を奪われる恐怖から逃げ続けるヒロインを支える誠実なヒーロー。なかなか彼女から信用してもらえないけど、それでもあくまでも献身的。いろいろとやることが裏目に出ちゃったりもしますが、それでもめげない。男はくじけちゃいけません。女もだけど。
 ヒーローとヒロインのロマンスだけでなく、息子や祖母や取り巻く人々の描写もていねいで、とりわけトワイライト・コーヴの住民たちが温かく、それらのエピソードは読んでてじんときました。ロマンス以外の部分が泣ける作品って好きだなあ。
 3作目のヒロインも出てくるのですが……ずいぶんと変わりすぎ! しかも、相変わらず登場人物紹介のところでネタバレしてるよ! 読まないようにしてたのに、ちょっと気を抜いたら見ちゃって、ちょっと後悔……orz いや、3作目ほどひどくはないんだけどね。
 2作目はヒーローのビジネスパートナーの女性がヒロインらしい。一つも順番どおりにならなかったけど、見つけたら読みたいです。でも絶対に登場人物紹介は見ないっ(-"-;)。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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