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□『フォーガットン』

『フォーガットン』"The Forgotten" 2004(DVD)
 14ヶ月前、9歳の息子を飛行機事故で亡くしたテリーは、毎日アルバムやビデオで思い出に浸る日々を送っていた。だがある日、そこから息子の姿が消えていた。夫は「うちには子供はいない」と言うし、精神科の医師も彼女の記憶を否定する。そんなはずはない。私の息子は絶対に存在していた──!(監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ、アンソニー・エドワーズ他)



 評判どおりのつまらなさ……(´∀`;)。
 じゃあ、何でわざわざ見たのかというと、公開当時ネットで読んだ書き込みがずっと気になっていたからです。
 予告にも確かあったと思うけど、期待させたのは人が空に派手に吸い込まれるシーン。それを当時、ネットの書き込みで、

「ズバコーン!」

 と表現されていてねえ、その的確な表現がおかしくてしょうがなかったのですよ(´∀`;)。

「ズバコーンだけ見たい!」
「ズバコーン目的だから、見に行ってもいいかも!」


 と思ったものです。(一時期、映画のタイトルが『ズバコーン』だと思っていた)
 でも結局行かなかった。行かなくてよかった(´д`;)。
 だって、ズバコーン思ったよりも少なかった。最初の方、全然出てこなくて、一緒に見てた家族は居眠りをしていたよ。
 なぜテリーの息子が事故に遭い、さらに記憶から消えたのかという理由もね……どっかから来た宇宙人の、

「人間の絆の中でことさら強いのが母子の絆だ。我々はそれが断ち切れるか実験をした」

 というもの。
 いや、それはまあいい。アイデアだからね、それは。描き方によっては面白くなることもありましょう。
 でもこの作品はダメな描き方の例だと思うなあ(´-ω-`)。
 こういう勝手な実験をするのはいいとしよう。忘れさせる方法(ていうかプラン?)も、まあ初めての実験と考えると行き届かないのも仕方ない。実験体をちゃんと追尾していないのも、資金が足りないか、研究員として詰めが甘いせいだろう。
 だが、

「期限までに実験が成功しないと、お仕置きされる!」

 と追い詰められたあげく、首を絞めて、

「忘れろー!(゚Д゚#)」

 と絶叫するのって……。
 子供かよっ(´д`;)。そんなわめかれても、憶えているものはしょうがないやんけ(^^;)。
 結局失敗して、彼がズバコーンされちゃいます。何しに来たの、宇宙人……。ていうか、「宇宙人の実験」という意味はあるんだろうか。大声で脅して忘れろってとこで、私はそう思いました。
 都合のいい部分を全部「宇宙人の仕業」に丸投げだったから、脚本にツッコミどころがありすぎる。つまり、ズバコーンありきの映画だったんだな。スバコーンしたかっただけの映画。
 だったら開き直ってズバコーン祭りにしてほしかったな……orz
(★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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