Top Page › 読書の感想 › キャンディス・キャンプ/クリスティン・ジェイムズ › ●『裸足の伯爵夫人』キャンディス・キャンプ

2012 · 09 · 29 (Sat) 14:54

●『裸足の伯爵夫人』キャンディス・キャンプ

●『裸足の伯爵夫人』キャンディス・キャンプ(MIRA文庫)
 1871年、ロンドン。名家の令嬢チャリティは、姉と婚約間近と言われるデュア伯爵サイモンの家をたった一人で訪れた。跡継ぎなどの問題で再婚をしなければならない伯爵にとって、結婚相手は条件さえ揃えば誰でもいいはず。愛する人がいる姉のため、チャリティは伯爵にこう告げる。「デュア卿、わたくしと結婚してください」("Suddenly" by Candace Camp, 1996)

 再読です。
 型破りでおてんばな天然お嬢様のヒロインが、ヒーローにプロポーズ。仰天しつつも、
「どうせ結婚するなら楽しい女の子の方が」
 と思った彼がそれを受けたことにより起こる騒動──というお話。
 犯人は最初からバレているので、そこら辺は気にせず、一回り年下の積極的な天然嫁にメロメロなヒーローを楽しみました。
 何だか訳のせいなのか、ヒロインがとてもエロく感じるんだよね。特にセリフが。日本の男性作家が書いた古い恋愛小説みたいな──ってうまいたとえが浮かびませんが、女性が書いたにもかかわらず、何だかヒロインが男の夢である「エロい嫁」みたいで……。
 的はずれなこと言ってる可能性は大ですが(´∀`;)。
 まあ、若くて美人で気立てがよくて、おしゃべりも楽しくて夜の生活にも好奇心旺盛でといえば、そりゃ嫁としては理想的だよね。
 けど、思ったことをすぐに口に出したり、おせっかいを焼いたり、人を疑わなかったり──美点とも言えることが裏目に出て話が転がっていく。ちと楽観的すぎるお嬢さんかも。
 面白かったんですが、殺人事件の手がかりに関して少し気になるところがあった。死体のそばにヒーローのハンカチが置いてあったので、彼が犯人と疑われるんだけど、それを持っている人間として真犯人のことを全然気にしないヒーローって、ちょっとおマヌケではないかしら?(´д`;)
 それだけヒロインのことしか考えていない(他の女は眼中になし)、という読み方もできるけど、どうも気になって仕方なかったです。ちょっと考えればわかりそうなのになー(´・ω・`)。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント